研究会「人工知能と教育 〜学習者デジタル教科書導入の先にある教育現場を考えよう」
研究会を終了いたしました。たくさんのご参加、ありがとうございました!
日本デジタル教科書学会 研究会
人工知能と教育
〜学習者デジタル教科書導入の先にある教育現場を考えよう
生徒一人につきデジタル端末一台の環境が多くの教育現場で可能になる頃 -その端末や端末内のコンテンツを学習者デジタル教科書と呼んでいるかは分かりませんが- 人工知能の技術と考えは今より多くのサービスで用いられ、我々の社会に欠かせないものとなっているでしょう。
その頃にはどんな教育になるでしょうか?いや、主体的に、どのような教育を目指すべきでしょうか?
本研究会では、初等中等教育の現場における教員の取り組み、高等教育における先駆的な取り組み、そして心理学・教育学に基づいた人工知能と教育の関係性に関する深い洞察を紹介いただき、研究と実践、初等と中等と高等の枠を超え、様々な立場から一緒に考える場を作ることを目指しします。
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日時
2019年6月8日(土) 13:00-17:00(18:00から懇親会)
場所
スケジュール
13:00-13:10
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研究会の趣旨説明
久富 望(京都大学大学院教育学研究科 助教、同志社女子中学・高等学校 嘱託講師、本学会理事・事務局長)
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13:10-14:10
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初等中等教育における実践・研究の紹介発表のご検討をくださった方々、ありがとうございました。
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14:20-15:00 |
心理学・教育学の知見から人工知能と教育:21世紀型スキルを育むために楠見 孝(京都大学大学院教育学研究科 教授) 未来の社会は、人が人工知能と協働することが前提となる。子どもたちが、21世紀の社会で活躍するためには、そのための21世紀型スキルを身につけることが重要である。そこで、本講演では、学習者の21世紀型スキルの4C(クリティカルシンキング、コミュニケーション、コラボレーション、クリエイティビティ)の育成を、人工知能によって支援する方法について述べる。その方法として、知的チュータシステム、相互作用的学習環境、コンピュータ支援協同学習、教育ビックデータの活用について議論する。
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15:10-15:50 |
高等教育における先進的な実践例の紹介教育データの利活用と人工知能:エビデンスに基づく教育の実現に向けて緒方広明(京都大学学術情報メディアセンター・大学院情報学研究科 教授) ラーニングアナリティクス(教育ビッグデータの分析)により、今までの教員の経験や主観に依存した教育から脱却、エビデンスベースの教育が可能になる。本講演では、教育ビッグデータの分析方法とその効果について、ラーニングアナリティクスの情報基盤システムと人工知能の応用を、事例を交えて、紹介する。特に、学校現場において、一人一台のPC環境とデジタル教科書の利活用によって、将来の教育がどのように変わるか議論する。
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16:00-17:00 |
質疑・ディスカッション(司会:久富 望) |
18:00-
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懇親会 (事前支払いは4500円(学生1500円)、京都大学近辺を予定) |
参加費・支払い方法
- 一般:学会員無料、学会員でない場合は2500円(事前支払い)、3000円(当日支払い)
- 小学校、中学校または高校の教員:無料
- 学生:無料
- 懇親会は4500円(学生は1500円)、ただし当日会場で支払う場合は各500円増
- 学会員は入会手続き中(申請済)を含みます。なお、賛助会員は口数分の人数は学会員の参加費になります。
いください。
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事前支払いの方法
2通りの支払い方法があります。
- 銀行口座への振込:
- 三菱東京UFJ銀行 京都中央支店
- 普通 0226193
- ニホンデジタルキョウカショガッカイ
- 振込期限:6/6(木)
- 申し訳ありませんが、振込手数料のご負担をお願いします。
- Peatixでのお支払い(クレジットカードなど可能):
- Peatixへの登録が必要になっております。お手数をおかけしますが、登録の上、お支払いください。
- こちらからお支払いいただけます。
- 支払期限:6/7(金)23:59
参加費・懇親会費は、当日の手続き簡素化のため、できるだけ事前にお支払いください。
なお、大変申し訳ありませんが、一度支払われた参加費・懇親会費については原則払い戻しには対応しておりません。Peatixの場合には応じられる可能性がありますので、お問い合わせください。
定員
70名(ご好評により追加しました)
参加申し込み
こちらのフォームからお申し込みください。
なお、本学会では宿泊などの紹介はしておりません。京都のホテルは埋まるのが早いので、遠方の方は早めの確保をご検討ください。
発表の募集について(締め切りました)
本研究会では、初等中等教育の現場からの情報提供に関して、発表を募集いたします。
- 募集する発表の内容
- 基本的には、初等中等教育現場におけるデジタル端末を用いた実践・研究であれば、どのような発表でも歓迎いたします。
- 発表までの流れ
- タイトル、著者(ならびに発表者)、概要400字をお送りください。申込締切は5/14火曜23:59です。
- 5/17金曜までに、発表の諾否をご連絡いたします。
- 発表の予稿をA4で2ページ以内で作成いただき、6/6木曜までにお送りいただきます。これは当日参加者に配布いたします。
- 発表時間は1人20分を予定しています。
- 発表の予稿は、J-STAGEの日本デジタル教科書学会発表予稿集に登載予定です。
主催
日本デジタル教科書学会
後援
- 京都大学大学院教育学研究科教育実践コラボレーション・センターE.FORUM
- 京都府教育委員会
- 京都市教育委員会
お問い合わせ
seminar20190608 [at* js-dt.jp (担当:久富、[at*を@に変更ください)
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